SSブログ

小出裕章氏×岩上安身氏インタビュー [小出裕章]

2011年5月10日、ジャーナリスト岩上安身氏による京大原子炉実験所の小出裕章先生の三回目のインタビュー。
「 私もシニア決死隊の一人です。」



Video streaming by Ustream



Video streaming by Ustream



Video streaming by Ustream
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ストロンチウムの危険性&東京でチェルノブイリの数千倍のセシウム [小出裕章]

2011年5月9日MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」に、京大原子炉実験所助教小出裕章先生が出演。


・(海や土壌から検出されたストロンチウムはどこから?)

タービン建屋やトレンチや立坑に汚染水が沢山ある。
それが亀裂などから漏れて地下から海に流れたと推測する。

・(ストロンチウムは半減期が長い。魚への影響は?)

大変だ。
50年代、60年代に沢山行われた核実験のとき、環境に最大の影響を与えたのがストロンチウム90。
ストロンチウム90はかなり重要な被曝源。

・(原発周辺の土から1キロあたり570ベクレルのストロンチウムが検出されたが、どういう数字?)

チェルノブイリ事故のときに日本政府は食品の輸入規制を行った。
そのときはセシウム134とセシウム137の合計でキログラムあたり370ベクレルだった。
ストロンチウムは内部被曝に限って言うと、10倍〜100倍の危険がある。
魚、海藻、貝類には多く蓄積される。
魚等の放射能は、海水中の濃度よりも必ず高い濃度になる。
魚は外部被曝もするし、取り込んだ放射性物質から内部被曝もする。



「東京でチェルノブイリの数千倍のセシウム」?




5-6 終焉に向かう原子力 小出裕章氏講演

上記講演会の動画を見れば分かるように、「東京人はチェルノブイリの数千倍のセシウムを吸い込んでいる 」というのは不正確であり、ここで説明されていることは、以下のようなことです。

・チェルノブイリ事故の一週間後に京大原子炉実験所の空気を測定したところ、セシウム137が1立方メートル0.03〜0.04ベクレル検出された。

・3月15日に東京で空気を測定したところ、セシウム137が1立方メートルあたり130ベクレル検出された。

・この二つを比較すると、数千倍。

つまり、チェルノブイリ当時の東京と大阪熊取のセシウムの濃度が同じだったと仮定して、あえて表現すれば、「東京人はチェルノブイリ事故時の数千倍のセシウムを吸い込んでいる 」ということ。


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

「原子力村」という巨大な構造 [小出裕章]

2011年5月7日、朝日ニュースターの愛川欽也パックインジャーナルに、京都大学原子炉実験所助教小出裕章先生が電話出演されました。

番組内容

 政府、1ミリシーベルトから20…幅がありすぎない?

①内閣官房参与の小佐古東大大学院教授が29日、東京・永田町で記者会見を開き、
参与を辞任する意向を表明。
②中部電力は28日、東海地震の震源域である静岡県御前崎市の
浜岡原子力発電所3号機を7月に再稼働することを前提とする、
2012年3月期の業績見通しを正式発表しました。
③東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う損害賠償をめぐり、
政府内の試算が明らかになりました。賠償総額を4兆円、東電の負担を約2兆円と想定して、
2020年度までの東電の業績を試算。賠償は最終的に電力各社が
10年にわたって負担する内容です。



【今週の出演者】(敬称略)
山田厚史(AERAシニアライター)
日隅一雄(弁護士)
川村晃司(テレビ朝日コメンテーター)
落合恵子(作家)
横尾和博(社会評論家)

※電話でのご出演
小出裕章(京都大学助教・京大原子炉実験所)





http://www.youtube.com/watch?v=9JH07iPhQiw&feature=player_embedded

http://www.youtube.com/watch?v=42I1lWKY54Q&feature=player_embedded


http://www.youtube.com/watch?v=dfvQDTlQjU0&feature=player_embedded



http://www.youtube.com/watch?v=_I0Nm1QLygA&feature=player_embedded
nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

浜岡原発停止は最初の一歩 [小出裕章]

2011年5月6日、FM79.7京都三条ラジオカフェ(環境市民、NPO京都コミュニティ放送)の原発災害特別番組、MBS(毎日放送)ラジオ「たね蒔きジャーナル」に小出裕章先生(京大原子炉実験所助教)が出演されました。

1、福島原発の現状は?
2、「浜岡原発の全原子炉の運転停止を要請」を聞いて


 




http://www.youtube.com/watch?v=Wxe12w4bx0s&feature=player_embedded


http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=uIBvEmy1k9g

原子炉の発熱の量は、冷やす状態によるのですが、発熱物をガラスに固めても何百度!水をかけたらすぐに蒸発!これを地下で100万年!保存する。
それが、日本政府の方針。手で触れるまでに100万年かかる。
100万年!地中に埋めるのは、どこに埋めるか決まっておらず、どこが受け入れて欲しい、調査に同意してくれたら20億円上げると言っている(最終処分場)、ボーリングで、地方の破綻した自治体に働きかけている。
処理場が見つかせなかったら、最終地なしで走っているもの。「100万年とは、その前は六甲山は海の中なのです!」到底、安全なものではない。これが、廃棄物処理の問題










nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

安定化も改善もしていない &菅総理への提言書 [小出裕章]

2011年5月5日MBS(毎日放送)ラジオの番組「たね蒔きジャーナル」に小出裕章先生(京大原子炉実験所助教)が出演。



2011年4月18日付けで、京都大学原子炉実験所助教小出裕章先生を含む14人の原発事故と今後を憂うるサイエンティスト有志連名で菅直人総理大臣への提言書が出されたそうです。以下のサイトより転載しました。
http://masteron7.blog81.fc2.com/blog-entry-45.html

  提言書

内閣総理大臣
菅 直人殿

 東北沖に起こった巨大な地震と津波の激甚災害、その対策に尽力されていることに敬意を表します。その上、福島原発に空前の放射能拡散の巨大惨事が発生し、日夜、苦慮、対策に奔走されておられるご苦労とご心痛を拝察申し上げます。
 私どもは多年、原発の技術的危険性と事故発生による放射能の恐怖を指摘し、原発に依存しない社会をと願ってきました。今回の惨事には言葉も出ません。「安全神話」にすべてをゆだね、疑問と批判を無視して原発推進してきたことに対しては機会をあらためて論ずることとして、当面の緊急対策について私たちの危惧と提言をさせて頂きます。
 すでに信じがたいほどの放射能が拡散しています。その上、事故原発の状況も不透明、収束の見通しも立っておらず、今後も異常事態の重なる危険はいまだ消えていないようです。この状況の中で、近隣住民への放射線被曝の不安解消への真剣で具体的対策を強める必要があります。とくに子供と妊婦には慎重な配慮と施策が求められています。

(1) 現在、公表されている大気中の放射線量や甲状腺の内部被曝量は恐るべき高水準にある。30㎞圏外飯舘村や川俣町、いわき市などでも、その現状は危惧ですますことのできない高レベルの汚染である。まず緊急対策として幼児・妊婦の疎開に政府は責任をとり、そのために経済的支援を用意すべきである。

(2) 学校敷地、通学路、公園など子供の生活空間・敷地については、早急なる除染の作業を行い、被害軽減の対策を進めることが必要である。

以上提言するに当って、現状の放射能汚染の深刻さに注意を重ねて喚起しておきたいと思います。従来より、放射能の危険から従業員と公衆を守るため、法令によって、「管理区域」を定め、事業者に業務遂行上の必要のある者以外の立ち入りを禁止させています。管理区域は「3ヶ月につき1.3m㏜を超えるおそれのある区域」と定められていますが、時間当たりにすると0.6µ㏜となります。公表されている大気中の放射線量だけに限っても広範囲の地域が長期にわたって、高濃度の汚染です。たとえば浪江町(赤宇木)では25.3µ㏜/h(4月16日現在)ですから、規制レベルの実に40倍を超えています。遠く福島(1.87µ㏜/h)、郡山(1.82µ㏜/h)でも約3倍の高水準の汚染です。妊婦や幼児がその地域に生活し続けている事実に注目し、深く憂慮いたします。
 現実的政策には多くの困難のあることは承知しておりますが、妊婦と幼児への対策として、高濃度汚染地域から可及的速やかに実施されることを、重ね重ね強く提言したいと思います。
                                 
2011年 4月 18日

    
原発事故と今後を憂うるサイエンティスト有志
     石田 紀郎、今中 哲二、荻野 晃也、海老沢 徹、川合 仁、川野 眞治、小出 裕章
     小林 圭二、柴田 俊忍、高月 紘、槌田 劭、中地 重晴、原田 正純、松久 寛

連署者紹介

石田 紀郎   元京都大学教授 現市民環境研究所代表理事
今中 哲二   京都大学原子炉実験所助教
荻野 晃也   元京都大学講師 現電磁波環境研究所主宰
海老沢 徹   元京都大学原子炉実験所助教授
川合 仁    現代医学研究所代表 医師
川野 眞治   元京都大学原子炉実験所助教授
小出 裕章   京都大学原子炉実験所助教
小林 圭二   元京都大学原子炉実験所講師
柴田 俊忍   京都大学名誉教授(機械工学)
高月 紘    京都大学名誉教授(環境保全学)
槌田 劭    元京都精華大学教授 使い捨て時代を考える会
中地 重晴   熊本学園大学教授 環境監視研究所代表
原田 正純   元熊本学園大学教授(水俣学)医師
松久 寛    京都大学教授(機械理工学)





nice!(4)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

3号機の爆発は核爆発だったのか?(小出見解) [小出裕章]

2011年5月4日MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」に、小出裕章先生(京大原子炉実験所助教)が出演。
5月3日の当ブログで取り上げた米国 フェアウィンズ・アソシエーツ社チーフエンジニア アーニー・ガンダーソン氏(米国のスリーマイル原発事故の際、事故調査団のメンバー)が3号機の爆発は水素爆発か?核爆発(即発臨界)ではないのかという解説について、小出裕章先生が現在知りえることからの見解を述べられています。やっぱり核暴走が起きたみたいです。












nice!(2)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

過去の拡散予測? [小出裕章]

5月3日、MBS(毎日放送)ラジオの番組「たね蒔きジャーナル」に小出裕章先生(京都大学原子炉実験所助教)が出演。

今頃公開して何なの? SPEEDI 5000枚のシミュレーション結果公開


アレバ汚染水処理1トン2億円等について


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

小佐古氏は喧嘩相手 [小出裕章]

2011年5月2日MBS(毎日放送)ラジオのたね蒔きジャーナルに、小出裕章先生(京都大学原子炉実験所助教)が出演。
1.小佐古さんとは喧嘩相手です 2.水棺は困難





nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

原子力に反対する理由 (マル激) 小出裕章 [小出裕章]

4月30日、ビデオニュース・ドットコムのマル激トーク・オン・ディマンドに、小出裕章先生が出演。
これは、ジャーナリスト神保哲生氏と社会学者宮台真司氏が大阪は熊取の京大原子炉実験所を訪問し、小出氏にインタビューをしたもの。

必見。
原子力に反対するために研究を続けてきた小出先生の言葉の重さを感じます。
原子力にメリットはない。ウランの核分裂反応で出来る核分裂生成物・死の灰の危険性の大きさと火力発電によって生じる本来地球に絶対必要なCO2とは比べものにならない。



http://www.youtube.com/watch?v=PTHfXBQr3p8&feature=player_embedded

小出 裕章こいで ひろあき
(京都大学原子炉実験所助教)1949年東京都生まれ。72年東北大学工学部原子核工学科卒業。74年同大学大学院工学研究科原子核工学専攻前期課程修了。同年より現職。著書に『放射能汚染の現実を超えて』、『隠される原子力・核の真実』など。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

小出裕章氏と福島みずほ氏の対談 [小出裕章]

【福島みずほ連続対談 「脱原子力」・自然エネルギーの促進へ 11】
(2011年4月29日)
京都大学原子炉実験所助教 小出裕章さん
「原子力発電を止めることに全力を尽くす時」




nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。