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東電社員家族は地元民に危険を知らせず自分たちだけで逃げた?/東電社員の優遇された生活 [原発]

☆これが事実なら、東電社員はトップから一般社員まで自分たちのことしか考えていないってことですね。
地元民のことなんて考えてないってことです。
他の原発立地の地元民の方々も良く考えておいた方がいいですよ、いざ事故、危険となったら誰にも知らせずに自分たちだけがさっさと逃げてしまうかもしれませんよ。
翻訳家池田香代子氏のブログの記事からの引用です。
東電社員は上から下まで問題あり?そう言われれば東電社員の内部告発っていうのも聞いたことないしね。
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「原発てんでんこ」?
http://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/archives/51829488.htmlより


引用開始



ずっと心に刺さった棘のようになっているテレビ報道があります。
311からまだ日も浅い、ある日のある民放テレビの報道です。
でも、いまだに事実として受け入れていいのか、迷うところがあるので、慎重に書きたいと思います。

福島の原発近くには、東電社員の奥さんと地元の奥さんの交流グループがあるそうです。
あるいは、あったそうです。
東電の肝いりでつくられたもので、地元の人びとに原発への理解を深めてもらうのが目的だそうです。
テレビのインタビューに答えていたのは、そうしたグループの地元側のリーダーでした。
ご自宅の茶の間とおぼしい畳の間で、 その方は声を絞り出すようにして訴えておられました。およそこんなお話でした。



「地震の翌日(もしかしたら翌々日)、大混乱の中で、東電の奥さんたちは無事かしらと、 電話をかけてみた。
そうしたら、一人残らず遠くに逃げていた。
わたしたちにはなにも言わずに
わたしは、原発のためにいっしょけんめい協力してきたつもり。
東電の奥さんたちとはなかよくおつきあいしてきた。
友だちだと思っていた。
なのになぜ知らせてくれなかった、なぜ自分たちだけ逃げた...理解できない」


逃げること自体に、責められる謂れはありません。
多くは、小さな子どものいるお母さんたちでしょう。
子どもを守るために逃げる。
当然です。
ひっかかるのは、なぜ地元の方がたに原発が危険だという情報が一切流れなかったのか、です。
原発の町に暮らしていた東電家族は、数十にのぼるでしょう。
交流グループのメンバーも数人ではすまないはずです。
学校や保育園の子どもつながりで、地元と親しくつきあってきた方もおられるでしょう。
なのに、テレビに出ていた方の話のとおりだとすると、なぜ誰一人、子どもの友だちのお母さんに、自分たちは避難すると伝えなかったのでしょう。
わたしは、戦争末期に旧満州からいち早く引き上げた関東軍とその関係者の家族のことを思い合わせずにはいられませんでした
日頃は親しくしていても、危険が喫緊に迫ってくるとどうでもよくなる、その程度の おつきあいでしかなかったのか。
かつて東電に勤めていた蓮池透さんは、家族連れで福島の原発に勤務していたことがおありですが、地元とのつきあいはうわべのものでしかなかった、とご著書に書いています(『私が愛した東京電力』かもがわ出版)。
そういうことだったのか、とインタビューに答えておられた方とともに、わたしは深くうなだれるしかありません。

多くの人に危険情報が伝わるとパニックが起こり、道路は渋滞し、スムースに避難することが困難になるかもしれない、という懸念が、情報を社外に出さなかった理由でしょうか。
だとしたら、自分たちだけが逃げるために情報を押さえたことになります
あるいは、会社が逃げろと言っているから、自分たちは従うしかないが、その危険情報がどの程度確実なのかわからない以上、むやみに人に伝えて混乱させるのはよくない、との配慮でしょうか。
それとも、会社が箝口令を敷いたのでしょうか。


いろいろ考えても、やはり避難情報を、せめて自分たちは避難するという情報を、地元のママ友には伝えなかったことを正当化する理由が、わたしには見つかりません。
津波てんでんことは、津波が来たら自分だけ逃げろという、東北に伝わる悲しくも厳しい知恵です。
それが、一家全滅、村落全滅をまぬかれる唯一の道だからです。
このたびの原発てんでんこ、これがもしほんとうに起きたのだとしたら、これは津波てんでんことは同列には語れない、深刻な問題をはらんでいると思います。

事の真偽を確かめたくて、ここに記録しておくことにしました。
ツイッターなどで情報をお寄せください。

引用終了
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☆本当に東電社員家族が地元民に危険を知らせず自分たちだけで逃げたのかについて、
補強するような証言です。↓15~20分あたりです。

東日本大震災 福島第一原発元モニターからの証言 Reported by MIKE-T

実際に『福島第一原発』のモニターとして活躍していた、そして原発により潤っていた浪江町で被災した人からの、地震が起きてからの現地の様子、東電社員の取った行動、住ん­でいた町から離れるまでの証言インタビューを得ることが出来たのでここに掲載する。


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コメント 4

1969kana

いやあ~改めてみるとすごいですね。
そりゃ「自分たちは雲の上のお人」と思い込んでしまうわけです。
by 1969kana (2011-10-23 01:13) 

白・嶋・春・富

1969kana さん<ほんと雲の上の人感覚があるんでしょうね。だから地元の人も、下請け作業員も人と思ってないんでしょう。だから危険を知らせず、自分たちだけ逃げても何とも思わないんでしょうね。
by 白・嶋・春・富 (2011-10-23 12:21) 

うーさん

実は私の祖父が労働争議等で有名な巨大企業の創業者で、東電にも
関連したり。しかし、父親の生き方や考え方、私もですが、の対極にそれ
ら企業があり、たぶん、昔と変質した、そう思います。創業時とは経営者
の劣化で企業体質が変わるというのが近年の日本企業の利益が上が
っているのに従業員数が減り、従業員の給与も減っているのに、役員報
酬は増えている、というものに現れていると思います。これって他人には
苦労させて自分たちはうまみを吸うという封建時代と変わらない体質で
はないでしょうかね。
by うーさん (2011-10-23 13:41) 

白・嶋・春・富

うーさん さん<昔と変質した、そうかもしれませんね。
創業時とは経営者の劣化で企業体質が変わったと言うのも、今の経営者は最初から優遇されてきたっていう事があるのかもしれませんね。
by 白・嶋・春・富 (2011-10-24 12:59) 

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