「デモと広場の自由」のための共同声明・柄谷行人さんら [柄谷行人]
☆必読!!
昨日の記事に関連しますが、「9 ・11原発やめろデモ!!!!!」などのデモについて、
批評家・柄谷行人さん、社会学者・小熊英二さん、フランス文学・思想研究者・鵜飼哲さん、作家・雨宮処凛さんらが共同声明を出しました。
9月29日午後3時より共同声明記者会見を日本外国特派員協会で行なうそうです。
以下の共同声明文を是非読んでください。
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「デモと広場の自由」のための共同声明 Joint Statement for the Freedom of Demonstration and Assemblyより転載
共同声明
「デモと広場の自由」のための共同声明
3・11原発事故において、東京電力、経産省、政府は、被害の実情を隠し過小に扱い、近い将来において多数の死者をもたらす恐れのある事態を招きました。
これが犯罪的な行為であることは明らかです。
さらに、これは日本の憲法に反するものです。
《すべて国民(people)は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する》(25条)。
しかし、東京電力、経産省、政府はこの事態に対して責任をとるべきなのに、すでに片づいたかのようにふるまっています。
それに抗議し原発の全面的廃炉を要求する声が、国民の中からわき起こっています。
そして、その意思がデモとして表現されるのは当然です。
デモは「集会と表現の自由」を掲げた憲法21条において保証された民主主義の基本的権利です。
そして、全国各地にデモが澎湃(ほうはい)と起こってきたことは、日本の社会の混乱ではなく、成熟度を示すものです。
海外のメディアもその点に注目しています。
しかし、実際には、デモは警察によってたえず妨害されています。
9月11日に東京・新宿で行われた「9 ・11原発やめろデモ!!!!!」では、12人の参加者が逮捕されました。
You Tubeの動画を見れば明らかなように、これは何の根拠もない強引な逮捕です。
これまで若者の間に反原発デモを盛り上げてきたグループを狙い打ちすることで、反原発デモ全般を抑え込もうとする意図が透けて見えます。
私たちはこのような不法に抗議し、民衆の意思表示の手段であるデモの権利を擁護します。
日本のマスメディアが反原発デモや不当逮捕をきちんと報道しないのは、反原発の意思が存在する事実を消去するのに手を貸すことになります。
私たちはマスメディアの報道姿勢に反省を求めます。
2011年9月29日
起草者:柄谷行人、鵜飼哲、小熊英二
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声明概要
「デモと広場の自由」のための共同声明 概要
先日9月11日の新宿脱原発デモでの12名のあまりに不当な逮捕について、
東口広場で話した柄谷行人さんを筆頭に大学教員などの人たちが動き始めました。
違法な逮捕への共同抗議声明を発表するとともに、
今後も必要とされる救援基金(詳細は未定)の原資にできるようなカンパを呼びかけます。
→ 「デモと広場の自由」のための共同声明
→ Joint Statement for the Freedom of Demonstration and Assembly
連絡先
救援連絡センター気付
東京都港区新橋2-8-16 石田ビル5階
TEL: 03-3591-1301 / FAX: 03-3591-3583
E-Mail: kyuen(at)livedoor.com
URL: http://qc.sanpal.co.jp/
カンパ先
ゆうちょ振替:口座番号:00140‐2-750198 口座名称:ミンナノキュー
他銀行からの振込の場合:019(ゼロイチキュウ)店 当座 0750198
昨日の記事に関連しますが、「9 ・11原発やめろデモ!!!!!」などのデモについて、
批評家・柄谷行人さん、社会学者・小熊英二さん、フランス文学・思想研究者・鵜飼哲さん、作家・雨宮処凛さんらが共同声明を出しました。
9月29日午後3時より共同声明記者会見を日本外国特派員協会で行なうそうです。
以下の共同声明文を是非読んでください。
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「デモと広場の自由」のための共同声明 Joint Statement for the Freedom of Demonstration and Assemblyより転載
共同声明
「デモと広場の自由」のための共同声明
3・11原発事故において、東京電力、経産省、政府は、被害の実情を隠し過小に扱い、近い将来において多数の死者をもたらす恐れのある事態を招きました。
これが犯罪的な行為であることは明らかです。
さらに、これは日本の憲法に反するものです。
《すべて国民(people)は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する》(25条)。
しかし、東京電力、経産省、政府はこの事態に対して責任をとるべきなのに、すでに片づいたかのようにふるまっています。
それに抗議し原発の全面的廃炉を要求する声が、国民の中からわき起こっています。
そして、その意思がデモとして表現されるのは当然です。
デモは「集会と表現の自由」を掲げた憲法21条において保証された民主主義の基本的権利です。
そして、全国各地にデモが澎湃(ほうはい)と起こってきたことは、日本の社会の混乱ではなく、成熟度を示すものです。
海外のメディアもその点に注目しています。
しかし、実際には、デモは警察によってたえず妨害されています。
9月11日に東京・新宿で行われた「9 ・11原発やめろデモ!!!!!」では、12人の参加者が逮捕されました。
You Tubeの動画を見れば明らかなように、これは何の根拠もない強引な逮捕です。
これまで若者の間に反原発デモを盛り上げてきたグループを狙い打ちすることで、反原発デモ全般を抑え込もうとする意図が透けて見えます。
私たちはこのような不法に抗議し、民衆の意思表示の手段であるデモの権利を擁護します。
日本のマスメディアが反原発デモや不当逮捕をきちんと報道しないのは、反原発の意思が存在する事実を消去するのに手を貸すことになります。
私たちはマスメディアの報道姿勢に反省を求めます。
2011年9月29日
起草者:柄谷行人、鵜飼哲、小熊英二
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声明概要
「デモと広場の自由」のための共同声明 概要
先日9月11日の新宿脱原発デモでの12名のあまりに不当な逮捕について、
東口広場で話した柄谷行人さんを筆頭に大学教員などの人たちが動き始めました。
違法な逮捕への共同抗議声明を発表するとともに、
今後も必要とされる救援基金(詳細は未定)の原資にできるようなカンパを呼びかけます。
→ 「デモと広場の自由」のための共同声明
→ Joint Statement for the Freedom of Demonstration and Assembly
連絡先
救援連絡センター気付
東京都港区新橋2-8-16 石田ビル5階
TEL: 03-3591-1301 / FAX: 03-3591-3583
E-Mail: kyuen(at)livedoor.com
URL: http://qc.sanpal.co.jp/
カンパ先
ゆうちょ振替:口座番号:00140‐2-750198 口座名称:ミンナノキュー
他銀行からの振込の場合:019(ゼロイチキュウ)店 当座 0750198
前にも書きましたが、ホント治安維持法の時代に戻ったような感じですね。
実際は、あの時代から何も変わっていなかったのかもしれませんね・・・。
by 1969kana (2011-09-27 01:26)
先日佐賀、長崎で原発誘致反対集会があったんですが、そこに在特会が
乱入してきて、大変な状態でした。
在特会は検察の犬と言われている組織なので、何でもかんでもやりたい
放題状態です。
日本政府は言論統制はさながら、ツイッターや個人ブログの監視まで行う
始末。
この国、新原発誘致のために、ナチスの秘密警察状態ですよ。
by あかね (2011-09-27 03:40)
1969kana さん<仰るとおり治安維持法の時代が密かに残っていた、続いているのかもしれませんね。
福島の人たちは、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する(憲法25条)に反する状態に置かれているというのに・・・デモ抑圧よりこっちの方が問題だろうって思いますね。
あかね さん<在特会の酷さは、フランス人が逮捕された9.11デモで、よく分かりました。
警察と一体になってるって言うのはおかしいですよね。
原発反対も言えなくなる暗黒な世の中になるのはごめんです。
by 白・嶋・春・富 (2011-09-27 15:17)