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110906「さようなら原発1000万人アクション」記者会見 [脱原発]

☆9月6日に「さようなら原発9.8講演会」と「9.19さようなら原発集会」
の記者会見が開かれ、大江健三郎さん、鎌田慧さん、落合恵子さん、宇都宮健児さんが9・6声明を発表されました。
この声明の中で以下の4つのことを要請しています。
①停止している原発は、再稼働させない。

②老朽化したり、危険性が指摘されている原発からすみやかに廃炉にする。

③もっとも危険なプルトニウムを使用する高速増殖炉「もんじゅ」と、核燃料再処理工場は、運転準備を停止し廃棄する。

④省エネルギーと持続可能な自然エネルギーを中心に据えた、新エネルギー政策への転換を早急に開始する。

この四つの要請は、脱原発を求める多くの人たちが同意できるものだと思います。
是非実現させましょう!!!

またアメリカの知識人たち(ノーム・チョムスキー氏他)からも連帯メッセージが届いているそうです。以下↓参照。
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http://sayonara-nukes.org/2011/09/110919_s-2/#more-422より転載

記者会見出席者による9.6声明
2011年9月6日

声明

わたしたちは、福島第一原発事故を受けて、原発社会からの脱却を願い、9月19日の「さようなら原発5万人集会」と「1000万人署名運動」をよびかけている者です。

このたび国会で選出された野田新首相とその内閣は、経済を重視する姿勢を示しています。経済生活の立て直しは、たしかに緊急の課題ですが、そのために原発の再稼働が必要であるという見解が示されていることに、わたしたちは非常に危惧を覚えます。はたして、経済活動は生命の危機より優先されるべきものなのでしょうか。


このたびの原発事故は、いったん深刻な事故が起きれば、土も空も海もすべてが汚染され、人間の生活と記憶の場を破壊する恐怖を示したばかりです。しかも、現在も続く放射能汚染が、今後長期間にわたってどのような影響を与えるのかという不安が拡がっています。

広島と長崎の記憶が深く刻み込まれたはずのこの国で、再び核がその猛威をふるうことになったことをわたしたちは深く悔やみ、ふたたびこのようなことを繰り返すまいという決意を新たにしています。経済優先をいいながら、次の原発事故が起これば、経済活動の基盤である人間の生活や自然まで破壊されてしまいます。そのような巨大なリスクを負ってまで、経済を成長させ続けなければいけない理由がどこにあるでしょうか。

この危機の時にあって、わたしたちは政治に、経済的合理性や生産性ばかりにとらわれない理念を掲げる勇気と見識をもとめます。わたしたちは野田新政権に、核の恐怖からわたしたちのいのちや国土、人類の公共財産である自然を守るという理念を明確に示し、具体化するために、下記のことを要請します。

一、停止している原発は、再稼働させない。

一、老朽化したり、危険性が指摘されている原発からすみやかに廃炉にする。

一、もっとも危険なプルトニウムを使用する高速増殖炉「もんじゅ」と、核燃料再処理工場は、運転準備を停止し廃棄する。

一、省エネルギーと持続可能な自然エネルギーを中心に据えた、新エネルギー政策への転換を早急に開始する

2011年9月6日

9.19集会、1000万人署名呼びかけ人

記者会見出席者 
大江 健三郎
落合 恵子
鎌田 慧
宇都宮 健児(賛同人)




「さようなら原発1000万人アクション」 呼びかけ人記者会見







「原発さようなら集会」へのアメリカ知識人による連帯メッセージ

 2011年3月11日の地震と津波のあと、福島原発によって引き起こされた大惨事に、私たちは深く悲しみ、憂慮しています。このような国家的惨事に耐えなければならない日本のみなさん、とりわけ、安全とは言えないレベルの放射能に被ばくしている方、またその恐れのある方々に、心からお見舞い申し上げます。


 東京電力(TEPCO)や日本政府が、日本国民に対し正直かつ率直に情報を伝えなかったことに、私たちは非常に衝撃を受けており、同時に深く心配しています。フクシマの災難は、原子力による危険から社会を守るためには市民の警戒が重要だということを、あらためて示しました。原子力発電所や核兵器から社会や次世代の健康と幸せを守るためには、私たちが選んだ指導者や民間セクターを頼りにすることは賢明ではありません。

 私たちは東京で行われる9月19日の集まりを心から支持し、あなた達の目標を完全に共有します。いかなる地域の人びとも、日本で依然として続いている試練から学ばなければならないでしょう。私たちも自国の政府に対して、他のエネルギー資源を活用する際の破滅的なリスクを示しつつ、原子力エネルギーや核兵器への依存を適切な時期に終わらせることを要求します。

 あなた方の努力に敬意を表しつつ、日本のみならず世界への、力強く前向きな影響を期待しています。

ノーム・チョムスキー(言語学者、思想家、マサチューセッツ工科大学教授)
ダニエル・エルスバーグ(元米国防総省職員)
デイヴィッド・クリーガー(平和活動家、詩人)
ロバート・ジェイ・リフトン(精神医学者)
マーティン・シャーウィン(歴史学者・ピューリッツァー賞受賞者)
リチャード・フォーク(政治学者・プリンストン大学教授)

We were deeply saddened and troubled by the disaster that struck the Fukushima Power Plant after the earthquake and tsunami that occurred on March 11, 2011; we express our deepest sympathy to the Japanese people as a whole enduring such a national tragedy and especially to the those exposed or fearful of exposure to the resulting release of unsafe levels of radiation.

We were appalled and profoundly troubled by the failure of either the Tokyo Electric Power Company (TEPCO) or the Japanese government to inform the Japanese public in an honest and forthright manner. The Fukushima disaster shows yet again that the vigilance of citizens is crucial for protecting society against nuclear dangers. It in not possible to rely on our elected leaders or the private sector to protect the health and wellbeing of society and future generations with respect to nuclear power plants and nuclear weapons.

We fully support the September 19th Rally in Tokyo and completely share your goals. We believe that people everywhere must learn from this continuing Japanese ordeal. We demand that our governments bring a timely end to the reliance on nuclear energy and nuclear weapons, while showing a proper concern for catastrophic risks arising from other energy sources.

We salute your efforts, and have high hopes for their strong and positive impact in Japan and throughout the world.

Noam Chomsky
Daniel Ellsberg
David Krieger
Robert Jay Lifton
Martin Sherwin
Richard Falk
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☆集まれ5万人! 9・19は「さようなら原発集会」へ
2011年9月9日
みなさん、こんにちは。9月19日に開催する「さようなら原発 5万人集会」の内容が決まりました。9月19日は、ぜひ明治公園に集まってください。
詳細は以下の通りです。

◆概要
◎名称  さようなら原発 5万人集会
◎日時  9月19日(月・敬老の日)
13:00~ライブ  13:30~集会  14:15~パレード
◎会場  明治公園(東京都新宿区霞ヶ丘町6)
JR「千駄ヶ谷」下車5分
地下鉄大江戸線「国立競技場」(E25)下車2分
地下鉄銀座線「外苑前」下車15分
◎参加費 無料

◆内容
◎オープニングライブ  寿
◎発言   落合恵子さん 大江健三郎さん 内橋克人さん 鎌田慧さん
澤地久枝さん 山本太郎さん 武藤類子さん(ハイロアクション福島原発40年実行委員会)
フーベルト・ヴァイガーさん(FoEドイツ代表/逐次通訳)
◎送り出しライブ  ランキン・タクシー、ナラカズヲ、制服向上委員会

◆パレードコース ※アルファベットの順番を変更しました。

明治公園→青山通りを渋谷方向→宮益坂を右折→宮下公園→勤労福祉会館前→代々木公園/NHK側で解散
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明治公園→千駄ヶ谷小学校前→竹下通り入口→原宿駅→五輪橋→代々木公園/第1体育館側で解散
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明治公園→外苑西通りを北→新宿通りを西→新宿駅南口→代々木第3児童遊園地(代々木2-13-3)で解散
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◆その他
◎当日はたくさんの人が来ます。そこで会場中を大きく、①個人参加者・市民団体、②労働組合・民主団体、③政党・各種団体等に区分けします。当日配布するプログラムに、それぞれの場所を記載します。
◎パレードは、3コースに分かれて行います。パレードも、上記の区分でコースを振り分けます。
◎手製のプラカード、楽器の演奏、仮装など大歓迎です。工夫を凝らして、街行く人たちにアピールしましょう。

◆主催  「さようなら原発」一千万人署名市民の会
連絡先 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1F
原水爆禁止日本国民会議
tel.03-5289-8224 fax.03-5289-8223


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1969kana

少しずつですが、原発の真実が出てきているので、これからも気をゆるめずに頑張っていきたいですね。

こちら九州でも、少しずつですが流れが変わっているかもしれません。
給食で、産地を公開したり、地産地消を目指すということが発表されたのです。
給食でセシウム牛が出されていたことから、皆危機感を持ったのかもしれませんね。
by 1969kana (2011-09-11 01:25) 

白・嶋・春・富

1969kana さん<ほんと気を緩めてはいけませんね。新内閣は原発再稼動を認めていますし・・・油断禁物です。

by 白・嶋・春・富 (2011-09-11 13:18) 

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