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ドイツ緑の党ジルビア・コッティング・ウールさん講演記録 [脱原発]

2011年5月19日、ドイツ緑の党ジルビア・コッティング・ウールさん講演記録




ジルビア・コッティング・ウール議員は、先の州議会議員選挙で緑の党が躍進し、ドイツにおける脱原発の流れを決定づけたバーデン=ヴュルテンベルク州選出の国会議員で核(­原子力)政策やエネルギー政策を担当。



子供にとって被曝の閾値はない。
20ミリシーベルトはあまりに高すぎる。
日本は絶対に脱原発をしなければいけない。
日本では再生可能エネルギーは難しいといわれるが、ドイツよりポテンシャルがある。
小規模分散型の再生可能エネルギーの方が災害にも強いし安定性もある。
外国に依存しない、国内でまかなえる。雇用も生まれる。
子供たちへの次世代への投資であり、安全への雇用への投資でもある。

原発事故が起こったときに情報が出てこない情報隠蔽が行われるのは、日本独自の事ではない。
これは原発自体が内包している問題。
原発事故は、放射能の危険性の影響を及ぼす時間のスパンと空間のスパンがあまりにも大きすぎて、一国の政府で処置のしようがない状態に追い込まれる。
原発を推進してきた何処の国々でも、無条件に事故はおきないということを前提として推進している。
何故なら、原発事故が起きたらということを本気ではとても想定してそれを一つの条件として組み入れることが出来ないから。
原子力というのは民主主義を許さない、透明性を許さない性質のもの。
原発と民主主義は共存できない。

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