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最大の脅威は内部被曝のリスク [矢ヶ崎克馬]

スペシャルリポート (2011年05月19日)
依然として最大の脅威は内部被曝のリスク
ゲスト:矢ヶ崎克馬先生(琉球大学名誉教授)

矢ヶ崎 克馬やがさき かつま
(琉球大学名誉教授)1943年東京都生まれ。67年名古屋工業大学計測工学科卒業。74年広島大学大学院理学研究科博士課程物性学専攻単位取得満期退学。理学博士。74年琉球大学理学部教授、09年退職。03年より、原爆症認定集団訴訟で「内部被曝」について証言。著書に『隠された被曝』など。

*衝撃的事実です。新生児甲状腺機能低下症の増加数と原子力発電による発電量との相関図、ほぼ完全に比例している




内部被曝はα線、β線。
例えばヨウ素の内部被曝、ベータ線を出してキセノンに変わる同時にガンマ線も出す。このプロセスだけで2本放射線を出す。このキセノンが不安定でもう1回ガンマ線を出す。ベータ線1本ととγ線2本を被曝する。このエネルギーはγ線の外部被曝の4.5倍。
アルファ線、集中したところで高密度でDNAを切断、異常再結合、ガンに成長する。

政府が採用するICRP(国際放射線防護委員会)モデルとは内部被曝晩発性被害を否定しようとして科学的操作をしたもの。
①広島原爆の場合枕崎台風一過の放射能が洗い流された後のデータを投下時のデータとして基にしている。
②爆心地から2キロメートル以外は放射線はなかったということを前提にている。

ECRR(ヨーロッパ放射線リスク委員会)は科学者集団で内部被曝も認めているが、1945年から1989年までで全世界で放射線でどのくらい人が亡くなったか試算している。
ECRRは6500万人、それに対して外部被曝しか認めていないICRPの基準を基にすると117万人。
日本のICRPの先生方はECRRなどの他の異なるデータが出てきても無視する。

放射線科学では内部被曝の問題を学会で発表でもしようなら政府筋企業筋から叩かれる。
研究費を与えない、昇進が出来ない。
公式に議論してしまうと内容が実際の議論になってしまうので科学論争は避ける。
科学ではなくて政治ポリシーとしていかに団体として死守するかというイメージ。
科学であるかのようなスタイルをしているが実は科学ではないICRPの基準値などには存在。

新生児甲状腺機能低下症の増加数と原子力発電による発電量との相関図、ほぼ完全に比例している。

内部被爆を避けるためには、マスク。雨に濡れることは避ける。風が強いときは避ける。

皮膚からも吸収される。付着被曝。ベータ線の影響も出る。

「内部被曝-原爆・劣化ウラン兵器と人類への宿題(要旨)」 http://www.geocities.jp/hokkaihankakuishi/yagasaki.html
「内部被曝についての考察」(PDF)
http://www.cadu-jp.org/data/yagasaki-file01.pdf
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1969kana

テレビなどでは、内部被曝のことはとにかく伏せられてますよね。
α線の危険性についてもほとんど触れられませんね。
私もよくブログで書いているのですが、なんかちゃんと伝わっているのか、イマイチ不安です…。
by 1969kana (2011-05-25 02:48) 

白・嶋・春・富

1969kanaさん<テレビはもうほとんど意図的ですね。
内部被曝を無視してるICRP 基準を日本政府が採用しているからなんでしょうね。アルファ線怖いですね。体内でずっと放射線を周りに出し続けるんだから・・・
自分を含めて素人には難しくて伝わりにくいかもしれませんね。残念ながら・・
by 白・嶋・春・富 (2011-05-25 15:48) 

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