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燃料の溶融は部分的と推測 [小出裕章]

毎日放送ラジオ(MBS)のたね蒔きジャーナルに、2011年4月19日も小出裕章先生が出演。

作業員からも工程表に疑問。











要約の一部

防護服にはいろいろあり、紙のものもある。紙も布も宇宙服のようなものもある。汚染がひどくない場合は紙のものを着ることはあし、破れることもある。

安全委員会は推進側のやることをチェックするのが仕事。いままで影にいたが今回そういうことで登場したならありがたい。安全委員会は事故以降機能をほぼ停止していた。かわりに新たに任命された内閣の参与の意見が参照されるということが起こっていた。

(斑目委員長は3月12日にヘリで菅総理に同行時に、爆発しませんと言ったと伝えられるが?)彼は元々楽観的な見通しをたてることで有名な人だった。安全委員会は原子力安全宣伝委員会と呼ばれていたが、私もそうだと思っていた。彼らが安全を守る仕事をしたことがあるとは思わない

一部の溶融だと思う。どの程度の範囲かが問題だが、まだ一部分だと思う。広範囲に溶けるとメルトダウンになり、そうなると事態は破局に至る。現状そこには至っていない。ただ水が外に漏れ続けているので循環の仕組みを作らないといけない。が、作業には被曝が伴うし、その前に汚染水の処理も立ちはだかっている。どっちにしても現在ある施設では足りない。タンカーも必要と思う。仮設タンクも必要だろう。汚染水が漏れ続ける状況がいつ止まるか分からない状態。

ゼオライトは放射能を処理するのではなく、水を吸収する。除去するというより、そこにくっつけておくもの。それで終わりということではなく、緊急避難措置。

炉心の発熱が少なければいいが、これから半年たってもほとんど発熱は減らないと思う。現在の崩壊熱を考えるとすぐに空冷に移行できるとは思わない。少なくとも何ヶ月か後。

完璧な安全は無理。基準の中でどれだけ被曝を少なくしながら作業員の方たちが頑張ってくださるか、そしてどれだけの数の作業員の方がこの仕事をしてくださるかということ。














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