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早川由紀夫教授に群馬大学長が訓告「不適切な発言 [早川由紀夫]

☆群馬大学長から訓告を受けた早川由紀夫先生の記者会見。
原子力ムラの群馬大学学長が、早川教授を言論封殺か?!群馬大学(学長 高田邦昭)と日本原子力研究開発機構(理事長 岡﨑俊雄)は、平成22年3月5日付けで連携協力に関する協定を締結しています。
多くの国民が正常性バイアスに囚われている中、警告を発せられ続けた早川先生は貴重な存在です。
その口を封じようというんでしょうか。
「プルトニウムは食べても安全」とか「プルトニウムは遠くへ飛ばない」とか「放射線の影響は、実はにこにこ笑っている人には来ません。」等々、国民の安全を脅かすような嘘・暴言を公共の電波で吹聴しまくった御用学者たちは誰一人訓告なんて受けていません。
この件に関する読売等の報道も偏向、まるで早川教授がトンデモ学者であるかの印象を与える報道ぶりです。
「学問の自由」「大学の自治」「言論・表現の自由」からして看過できない問題ではないでしょうか。。

この件と「学問の自由」「大学の自治」「言論・表現の自由」についてはこちらで詳しく
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『貴殿のインターネット上のツイッターにおける福島県の被災者や農家の人々に対する配慮を著しく欠く発言は、運営に要する経費の大部分を国費によって賄われている国立大学の 教員として不適切な発言と言わざるを得ず、「本学の名誉若しくは信用を失墜する行為」を禁止する就業規則の規定に抵触している。よって、今後はインターネット上のツイッターにおける不適切な発言をすることのないようにされたい。以上訓告する。なお、今後、不適切な発言が繰り返される場合は、懲戒処分を含む厳正な対応をとらざるを得ないこととなるので申し添えておく。(訓告書より抜粋)』

早川由紀夫教授に群馬大学長が訓告「不適切な発言」
オルタナ 12月8日(木)12時36分配信






群馬大学の高田邦昭学長は7日、ツイッター上で東京電力福島第一原発事故に関連する発言を続ける同大学教育学部の早川由紀夫教授に対して「不適切な発言をすることがないように」と訓告を行った。

早川教授は東電原発事故で拡散した放射性物質の濃度をわかりやすく図示した「放射能汚染地図」を作成していることで知られるほか、ツイッター上で放射性物質による汚染の拡大などに関してさかんに言及。「福島県内でセシウムに汚染された米や牛を育てる行為は、サリンを製造したオウム信者と同じ」という趣旨の発言を繰り返し行っている。

同大学広報部の担当者は8日、「早川氏の発言は福島県の農家らを傷つけるもの。繰り返し注意を行ったが、改まらないため、訓告に踏み切った」と語った










111209 【完全版再配信】群馬大学早川由紀夫教授の訓告処分を受けての記者会見




早川「雲仙普賢岳が原点。当時は誰もリスコミできなかった。今回毒もクスリも込めたつもり。そこが意見の分かれるところかな、と」
早川氏「雲仙岳の惨事はあれからずいぶん考えて行動に動かしている。それが私を動かしている。20年前は行政もマスコミも誰もリスクコミュニケーションしていなかった。それで今回リスクコミュニケーションをやってきた。それが注意を受ける対象となった」
早川「コメは植えるべきで無かったと考える。青刈りもできなかった。それはボクの意見。社会の合意ではない。自分の意見を多くに強く伝えたかった。今メディアがやっと来てくれた」.
早川氏「福島のコメに関しては生産をするべきではなかった。水を抜けとか青狩りをしろとか収穫をしないということに持ってきたかったが、それは達成できなかった」
早川氏「自分の意見をなるべくすみやかに多くの人に伝える必要があった。そのための手段としてツイッターしか持っていない。4月5月にいろんなメディアがこれば中止できたかもしれない。でも僕にはツイッターしかなかったからそうなった」
岩上「取材申し込み7月頃にしたんですけど〜〜、」
早川「あ、そうでした、すいません(苦笑)」.
早川氏「なんで福島を責める。なんで政府や東電を責めないと言われる。私が口に入るものにセシウムが入るのは嫌なために、福島を動かした。そのために国と東電を責めるのはあまりにも時間がかかる。頑張ったがねじりがま一揆は間に合わなかった」
岩上「批判の対象が違うのでは?」
早川「3月4月は東電、国も攻めた。しかし直接的にコメにセシウムを混入するのは農家。国や東電は遠すぎる。自分の目の前の危険を回避する手段を採った」.
早川氏「3月4月は僕も東電を責めていた。だが、間に合わないから福島を責めた。でも結局生産を止めることは出来なかった。僕は負けた。」
岩上「生産者も生存は掛かっていたのでは?論理のぶつかり合い」
早川「その通り。その段階で初めて定量的な論議ができる。今初めてその論議の土俵に届いたと感じる。議論したい。」


早川氏「多少の線がどこに引かれるかだが、今まではその土俵まで上がらなかった。この主食のコメが500ベクレルというのはあり得ない」
早川氏「過激な言葉を使う事でマイナスになることは理解していた。その上で、僕は最適な場所はここだと思っている。」
岩上氏「危険なものを流れることを国が認めて。金を貰っている以上500で認めろと言っている」
早川氏「確かにそれは言える」
岩上「先生のもの言いは批判的なグループに悪口の材料を与えないか?」
早川「把握している。最適ポイントは測っているつもり」
岩上「訓告は国立大学としての統制では?」
早川「給料は貰う。通告はあるがまだ懲戒ではない。懲戒に至ったら全力で闘う」..
早川氏「訓告は懲戒処分ではない。この訓告については戦いはしない。これは承りましたで終わり。もし、これ以上懲戒するようであればそれに対して戦います。」
岩上「群大はJAEAと協定があるが?」
早川「すいません。その件はなんも知りません。すいません」
早川氏「群馬大学と原子力ムラとの深いつながりについては知らんかった。中にいながら何も知らないノンポリで申し訳ない」
早川「最初の早川マップは2時間で書いた。中通りが酷かった。世の中ひっくり返ると思ったが、1晩寝ても何も起こらなかった。」
早川氏「4月の8日に福島県のページで小学校幼稚園の二〇〇〇件ぐらいの表を見てシャワーを浴びているうちに出来ると思い作った。二時間でできた。中通りの汚染がひどいことが分かった。これを出した。」 
早川氏「最初東葛が高いことが分かった。6月18日に出したマップが一番すぐれている。東葛も一関も書いた。あれは、今の汚染を殆ど表している。それであれを直している。」
早川「6月18日の改訂版は自分が今見てもほれぼれする。一関も判った」
.早川「学長はマップについては一切触れない。」
早川氏「自治体からクレームが来てます。残念ながら一関と岩手県は酷いクレーマーです。一般市民からは批判は来ません。全て行政からです。」
岩上氏「横浜と東京のストロンチウムについて文科省が事故由来ではないと断定した。横浜のものだけで都内のものまで否定した。その件にどう思うか
岩上「Sr90は首都圏は?」
早川「無いわけではないがケタが重要。残念ながらボクには判らない。0.1%かどうか?などがポイント。危険性についても判らない。医学的な事は判らない」.
早川氏「無いわけはない。原発3つ爆発したんですから」
早川氏「ただ、ストロンチウムがどんだけあるかは僕は分からない。(ストロンチウムの毒性を聞かれて)僕の専門は生物ではないから分からない」
早川氏「ストロンチウムについては調べてないので何も言えない」
岩上氏「どのあたりから汚染マップだけではだめで過激な発言が必要と思われたか」
早川氏「5月6日。4月はのんびりしていた。5月の連休があって浅間山の方にも行ってのびのびしていて。吾妻川で桜を見てこれを見るのは最後かと思った」岩上「通常の周知では足りないと気付いたのはいつ頃?」早川「5月6日。吾妻川沿いでサクラを見た。ボクのフォロワーは増えて無かった。作戦を変えないといけないと思った。新しい情報が発酵してゆく、覚悟を決めたのが5月6日。汚染は私は何もできない。普通の研究者の様に情報の整理だけではダメだと20年前に痛感した。女性セブンから始めた。」
早川氏「4月18日に初版を出したが、武田さんが柏は間違っていると言われた。数5月6日に深刻だと思って徹底的にやることを覚悟した。汚染の深刻さは直せない。20年前の経験でそれではだめだと思ったので、自分からアナウンスしないといけない思った」
早川氏「特にNHKはまだ認めていないし、自治体も認めていない。公に使っていたのは新潟県と南魚沼市は使っていた。自治体とNHKには僕の地図は認められていない。国では民主と共産の質問で使われた。大臣の所には届いている」
1991年6月3日雲仙で火砕流。43人が死んだ。ボクは知ってたが彼らに伝えられなかった。友達も居た。まあ本人の意志を尊重してほっておいたら死んだ。トラウマと思っている」 .
早川氏「20年前の事は雲仙岳で火砕流が発生して43人の学者が火砕流に殺された。そういう痛ましい事故があった。で僕は知ってった。あそこに入れば死ぬこともしっていた。でもどうすることも出来なかった。友達もいたが連絡しなかったらしんだ。」
早川氏「分かっていても人が行動しないと死ぬと言う事が分かった。そういう痛切な経験をしているので、その地図を見てこれは動かないといけないと思った。汚染は凄く深刻だった。でそれは伝えようと思った。」  
早川「東工大の牧野さんが①番判っていた。彼に聞いた。危険性を理解した。黙ってるわけにはいかなかった。」岩上「容認できないレベルとは何が基準か?」
早川「チェルノブイリだと思う。政治的、経済的思惑の中から真実を抜き出す、、のは実は私は得意なんですよ。ウソを見破るセンスが必要」 自治体の測定から、ぼくのセンスで信用できるものを恣意的に選びだし (こういう作業は、ぼくは得意)、それでマップを作った。福島の汚染は深刻だと思った。
早川「Bq比較は簡単にできる。しかしそのBqで起こった事の真実は私にはブラックボックス。危なさは判らない。判らないという事自体が怖いこと.
早川氏「安全が確認されている所でないと生きていけない。分からないという事は恐ろしい。分からないという事は確率だが僕が容認できない領域を超えている。」

「チェルノブイリは必死に勉強した。いろんな情報が流布している中で正しいものを見抜くのは僕は優れている。自治体が測った点から信用が置ける点をひいきする。非常に恣意的だ。チェルノブイリも同じようにやったら福島は危険だという結論に達した」....

早川氏「リスク比較は簡単にできるが、チェルノブイリでこのベクレルで何が起こったかは分からない。甲状腺がんだけだと言う人もいる。500万人死んだという人もいる。実際はその間にあるだろうが分からない」 
早川氏「甲状腺がんだけだと言うのであれば福島は大丈夫だが、それだけだと甘いと思う。私の観点でチェルノの報告を見るとそうは見えない。その何百万人死んだうちのチェルノブイリに起因するというのは分からない」早川「私の史料批判の目から見ると、チェルノブイリの調査はあやふや。日本は毎年100万人が死ぬ。その1万人が原発のせいだったとしても判らない。が看過できないリスク。人口を考えると重大」 ....

 
早川氏「毎年日本では百万人死ぬ。もしそれがもし福島で百一万人になったら僕は許せない。関東から東北まで全部入っているので、人間の数が多い。小さなリスクを掛け合わせても死ぬ人は多い。これは看過できないリスクである。それで伝えようと努力した」早川:日本人は毎年100万人死ぬ。たとえば福島原発事故のために1万人死ぬとする。私はそれをけっして看過できない。火山で43人死んだだけで、こんなに痛切に思ってる
早川氏「柏と東葛野あたりは危険だ。早く除染して欲しい。関東の中では埼玉と神奈川が一番いい。野菜食べるなら埼玉の方が良い。茨城県についてはどこで汚染されているか分からない。それよりは関東の野菜は食べない方が良い」早川「関東では埼玉と神奈川はまだマシ。野菜買うならこのへん。ただし基本的に関東のは食べない方がいい」
早川「消費者は風評被害という圧力をはね除けて、正当な権利を主張して欲しい」
.早川氏「風評被害は生産者側の論理だ。風評被害と言う事で消費者が虐げられるのはおかしい。正当な権利を主張すべきだ。毒入りの食材は拒否すべきだ。でも今巻き返しが来ている。風評被害を吹き飛ばしたい」 早川氏「2μSvを超えるところを除染するのは無駄。税金の無駄だから早くやめてほしい」
早川「芝生の上1mで0.5μが除染の目安だと思う。2とかを頑張るのは税金のムダ。山もコストに合わない。厳しい。」



早川由紀夫訓告記者会見中止命令(上)

早川由紀夫訓告記者会見中止命令(下)
2011年12月8日、群馬大学当局から訓告を受けた早川教授の記者会見は、教室の使用を取り消され、2時間の年休を取って研究室で行おうとするも、学部長の­妨害工作が続いた。小池学部長と背後に戸澤事務長の布陣です
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