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村上春樹氏「原発批判」演説 [村上春樹]

作家の村上春樹さんがスペインのカタルーニャ国際賞授賞式でスピーチしました。
スピーチで原発事故に触れ、「日本人は、核に対して『ノー』と叫び続けるべきだった」「『効率』や『便宜』という名前を持つ災厄の犬たちに追いつかせてはなりません。我々は力強い足取りで前に進んでいく『非現実的な夢想家』でなくてはならない」と述べました。


スピーチ原稿全文を知りたい方はこちらhttp://mainichi.jp/enta/art/news/20110611k0000m040017000c.html?toprank=onehour











*演説内容の中から


《電力会社は膨大な金を宣伝費としてばら撒き、メディアを買収し、原発はどこまでも安全だという幻想を国民に植え付けてきました。 先ず既成事実が作られました。 原発に危惧を抱く人々に対しては、「じゃあ、あなたは電気が足りなくなってもいいんですね。」「夏場にエアコンが使えなくなってもいいんですね。」という脅しが向けられます。 原発に疑問を呈する人々には、「非現実的な夢想家」というレッテルが張られていきます。 原発を推進する人々が主張した「現実を見なさい」という現実とは、実は現実でも何でもな く、ただの表面的な「便宜」に過ぎなかったのです。 それを彼らは現実という言葉に置き換え、論理をすり替えていたのです。》



良くぞ言ってくれました!! さすが世界的作家の村上春樹さんです。 同じ「春樹」さんでも、どこかの”出鱈目”さんとは大大大違いですね!
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