本当に風評被害か/アーサー・ビーナード氏 [風評被害]
またまた連日で風評被害についてのことになってしまいますが、
本物の風評被害と偽の風評被害について述べた記事があったのでご紹介。
アーサー・ビーナード氏のこの意見に全く同意です。
本記事はこちら↓
http://michisan.ti-da.net/e3583333.html
記事の字が小さくて読み難いという方は、拙い要約文ですが下記に書いておきましたのでよかったらこちらを読んでみてください。
2011年6月6日琉球新報文化欄に載った記事
「本当に風評被害か」アーサー・ビーナード
*Arthur-Binard>1967年米ミシガン州生まれ。詩集「釣り上げては」で中原中也賞。
要約
日本のマスコミが取り上げる「風評被害」と僕が理解する「風評被害」の間にはかなりギャップがある。
例えば、東京浅草で土産物店主が外国人観光客の激減を嘆き、売り上げ9割も落ち込むとため息を漏らす。それが原発事故の風評被害とまとめられる。
しかし本当にそうなのか。
実際福島第一原発の1号~3号炉がメルトダウンをきたし、大量の放射能汚染を海に垂れ流し、大気に撒き散らし、制御不能の悪夢は未だ出口が見えない。
そんな状況下、好き好んで高い料金を払い、愛する家族と一緒にわざわざ日本に来る人は、そう多くはないだろう。
当たり前の用心というか最低限の自己防衛というべきか。
観光客激減を、「風評被害」と呼ぶものに対して聞いてみたい。「この25年の間にベラルーシやウクライナへ遊びに行きましたか?」
日本政府が「安全だ」と宣言しても、メードインジャパンの品物が海外で敬遠されている現状が報道され、やはりこれも、「風評被害」と結論付けられる。
でも3月11日より情報を隠蔽し続け、欺瞞の限りを尽くし、眞実を語ろうとしない日本のお偉方の安全宣言を誰が信じるというのか。 日本製品がそっぽ向かれるのは、永田町が世界の善良な市民の信用を溝に捨てた報いであって「風評」という次元ではない。
では正真正銘の「風評」として憂慮しているものは何か。原子力専門家たちの「被曝比較」がその最たるものだ。
「マイクロシーベルト」という単位を巧みに使って福島原発がもたらす放射性物質に晒されている人々の被曝量と、胃のレントゲン検査のそれと比べ、人体への影響はないとのたまう。 あるいは飛行機で乗客一人あたりが浴びる放射線も、もっともらしく比較対象に使って、「心配はない」と言い張る。
ところがレントゲンを何回撮られても、筋肉をしつこく蝕むセシウム137が体内に入るとは考えにくい。国際便で頻繁に飛んでも、骨をじりじりやっつけるストロンチウム90につけ込まれることはまずない。
内部被曝と外部被曝をごっちゃにするなんて、医者が内服薬と外用薬を混同するようなもので、わざとやっているなら犯罪的だ。これぞ風評被害。
内部被曝には安全といえるレベルが存在しない。どんなに微量でも、取り込んだ体の組織しだいで、病気になる可能性がある。
ただし「直ちに」ではなく数年後に影響が出るので、悪質な専門家たちは今のうちに被曝比較の風評を堂々と吹いていられる。彼らはきっと責任逃れの「自主避難計画」も密かに練っていることだろう。
セシウム137の半減期は約30年で、ストロンチウム90は約29年だ。
本物の風評被害について、僕らもそれくらい粘り強い記憶を持ち続けなければならない。
ビーナードさんの言うとおり、セシウムの半減期は30年、その頃には、悪質な原発・放射線専門家たちは生きていないから逃げ切れると思ってうそも言いたい放題。 彼らは責任逃れの「自主避難計画」を練っていますよ。 皆さん覚えておきましょうね。 悪質な原発・放射線専門家たち・・・出鱈目春樹さんとか山下某さんとか奈良林某さんとか中川某さんとか関村某さんとか・・・その他沢山いて枚挙に暇がないですね。
本物の風評被害と偽の風評被害について述べた記事があったのでご紹介。
アーサー・ビーナード氏のこの意見に全く同意です。
本記事はこちら↓
http://michisan.ti-da.net/e3583333.html
記事の字が小さくて読み難いという方は、拙い要約文ですが下記に書いておきましたのでよかったらこちらを読んでみてください。
2011年6月6日琉球新報文化欄に載った記事
「本当に風評被害か」アーサー・ビーナード
*Arthur-Binard>1967年米ミシガン州生まれ。詩集「釣り上げては」で中原中也賞。
要約
日本のマスコミが取り上げる「風評被害」と僕が理解する「風評被害」の間にはかなりギャップがある。
例えば、東京浅草で土産物店主が外国人観光客の激減を嘆き、売り上げ9割も落ち込むとため息を漏らす。それが原発事故の風評被害とまとめられる。
しかし本当にそうなのか。
実際福島第一原発の1号~3号炉がメルトダウンをきたし、大量の放射能汚染を海に垂れ流し、大気に撒き散らし、制御不能の悪夢は未だ出口が見えない。
そんな状況下、好き好んで高い料金を払い、愛する家族と一緒にわざわざ日本に来る人は、そう多くはないだろう。
当たり前の用心というか最低限の自己防衛というべきか。
観光客激減を、「風評被害」と呼ぶものに対して聞いてみたい。「この25年の間にベラルーシやウクライナへ遊びに行きましたか?」
日本政府が「安全だ」と宣言しても、メードインジャパンの品物が海外で敬遠されている現状が報道され、やはりこれも、「風評被害」と結論付けられる。
でも3月11日より情報を隠蔽し続け、欺瞞の限りを尽くし、眞実を語ろうとしない日本のお偉方の安全宣言を誰が信じるというのか。 日本製品がそっぽ向かれるのは、永田町が世界の善良な市民の信用を溝に捨てた報いであって「風評」という次元ではない。
では正真正銘の「風評」として憂慮しているものは何か。原子力専門家たちの「被曝比較」がその最たるものだ。
「マイクロシーベルト」という単位を巧みに使って福島原発がもたらす放射性物質に晒されている人々の被曝量と、胃のレントゲン検査のそれと比べ、人体への影響はないとのたまう。 あるいは飛行機で乗客一人あたりが浴びる放射線も、もっともらしく比較対象に使って、「心配はない」と言い張る。
ところがレントゲンを何回撮られても、筋肉をしつこく蝕むセシウム137が体内に入るとは考えにくい。国際便で頻繁に飛んでも、骨をじりじりやっつけるストロンチウム90につけ込まれることはまずない。
内部被曝と外部被曝をごっちゃにするなんて、医者が内服薬と外用薬を混同するようなもので、わざとやっているなら犯罪的だ。これぞ風評被害。
内部被曝には安全といえるレベルが存在しない。どんなに微量でも、取り込んだ体の組織しだいで、病気になる可能性がある。
ただし「直ちに」ではなく数年後に影響が出るので、悪質な専門家たちは今のうちに被曝比較の風評を堂々と吹いていられる。彼らはきっと責任逃れの「自主避難計画」も密かに練っていることだろう。
セシウム137の半減期は約30年で、ストロンチウム90は約29年だ。
本物の風評被害について、僕らもそれくらい粘り強い記憶を持ち続けなければならない。
ビーナードさんの言うとおり、セシウムの半減期は30年、その頃には、悪質な原発・放射線専門家たちは生きていないから逃げ切れると思ってうそも言いたい放題。 彼らは責任逃れの「自主避難計画」を練っていますよ。 皆さん覚えておきましょうね。 悪質な原発・放射線専門家たち・・・出鱈目春樹さんとか山下某さんとか奈良林某さんとか中川某さんとか関村某さんとか・・・その他沢山いて枚挙に暇がないですね。
国民全員賢くならねば!!
by 坊や (2011-06-10 10:29)
偶然ですが前に私が書いた記事と同じ題名ですね(^^;
内容もほぼ私が言いたいことそのまんまです。
しかしこれをそのままブログに書けば、色々批判が来るのでしょうね。
やっぱり今とてもおかしな状態になっていますよね、当たり前のこと言うのに避難されるなんて。
役人は節電にかこつけて四国や九州に逃走計画を練っているようですね。
by 1969kana (2011-06-10 17:54)
坊やさん<そうそう、賢くなって騙されないようにしなくては。
by 白・嶋・春・富 (2011-06-10 23:34)
1969kana <そうですね。言論統制のようです。
でも今、おかしいことはおかしいと言わなければ。
by 白・嶋・春・富 (2011-06-10 23:40)