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20110924山本太郎②「今のチェルノブイリ周辺の健康な新生児は15%」 [原発]

☆9月24日、俳優・山本太郎さんが関西テレビ番組「たかじん胸いっぱい」に出演されたようです。 
山本太郎さんの必死な訴え(特に②の動画)、是非観て聞いてください。
この動画、何時消されるか分かりません。
一刻も早く観ておいてください。


 「現場で何も見てない人が僕を告発した。後ろで何か大きな力が働いてると思ってる。兵糧攻めにしようとしている」
「告発されたらテレビ局から出演依頼が来なくなった。それが告発の本当の理由らしい」
「日本が行っているのは棄民政策。他の原発を止めなければ事故が起きると同じことをされる。」


20110924山本太郎①ICRPの功利主義を批判




20110924山本太郎②「今のチェルノブイリ周辺の健康な新生児は15%」




山本太郎:「受理された段階では、何も犯罪者じゃないですよね。でも、起訴された段階でみんなびびっちゃって、今僕、地上波ってのどこも出れない。ホント物好きですよ」
「今、生放送出てますやん」

たかじん「開けた放送局やろ。開けた番組やろ。」

山本太郎:「原発定期点検:13ヶ月で一回点検ださなきゃいけないところが、もう23・24回とかに引き伸ばしたりしていて、いい加減なんです。」

有馬晴海「火力も水力も増える可能性があるんですが、みんなに困ってもらわないと原発に向かわないので、(稼働率)を上げられないという裏事情もあるんです。」

山本太郎:「地元は、交付金をもらってる範囲までで、だめでしょうね、ずぶずぶの関係ですから。交付金ももらってないのに被害が及ぶというのは、関西の皆さんのこと。もんじゅとか被害があった場合には、健康被害は絶対免れないですよね。」

たかじん「今年夏の関西の節電率は、わずか3.8%(東京電力管内は17.2%)」

山本「すごいな、関西」

「すごいでしょ!?」(笑)

山本太郎:「水力・火力の稼働率を上げるだけで、原発無くても、エネルギーは余りあることが証明されている」

たかじん「上げれるけど、 上げようとしない何かがあるんだ?」

山本「構造的に買収されている部分があって表に出てこない。」

山本太郎:「テレビが一番よくわかってることで、構造的に買収されている部分があってホントのことが表に出ない。福島の人たちも移住させてもらえない。人々を本気にさせない。情報から完全に遮断しているという現実があるわけですね。」

山本太郎:「目の前の利益を守ろうとする大人たちが、自分の任期の間だけでいいんですから、それが全部切り捨てようとしているんですから。」

周りの現状は?

山本「もちろん、応援してくれてます。同じ芸能界の人たちは、でも、『俺はでけへんけどな』って、でも、それはしょうがないですよ、スポンサーありきなんですからこの世界は。スポンサーにつばを吐くということは絶対許されないわけですよ。」

山本太郎:「でも、今回は普通の事態じゃないんですよ。人の命がかかっているから。自分も生きたいですよ。自分も生きるためにどうするか、言うたら、これしかないんですよ。」

山本太郎:「今、目の前の自分のちっぽけな才能、演技を見てほしいとかみんなに笑ってほしいとか、でも、そんなことはみんな目の前のことだけなんですよね。」
「もっとそれを長い目で見たときに、今みんなが力を合わせてやらないとこのままじゃ終わってしまいますよ。」

山本太郎:「このままじゃ終わってしまいますよ。どうしてか、言うと、目の前の利益を守ろうとする大人たちが、自分の任期の間だけでいいんですから、それ以外みんな切り捨てようとしてるんですから。」

ガス・タービン・コンバインドシェールガスという天然ガス:安定供給 価格下落発電効率60%(原子力30%、石油火力40%)CO2排出量石油、石炭より少ない。建設コスト原発の10分の1

北野誠「東京の場合は、東関東ガスって云って、下がガスの田んぼになってて、ガスが豊富に出るんですよ。取りすぎると地盤沈下を起こし、爆発も起こしやすいんで、今までやってなかった。実は都知事も猪瀬さんもこれをやっていこうと。」

山本「コンバインド・サイクル:一番間をつなげるというか、風力とか、太陽光とか、波力とか、国が今まで力を注いでないから、ちゃんと開発されてないんですよね。今、そのインフラがちゃんと整ってないうちに、原子力の30%は完全にはまかなえないんですよ。」

山本太郎「だから、その穴を埋められるのは火力だと思うんですよね。火力の中でも今一番環境への負荷が少ないというのが、この天然ガスなんですよ。というところでつないでいくしかない。」

山本「CO2ですけど、今、世界中でどれだけの放射能をばら撒いてるかっていうことですよね。海に空気に。世界中にCO2削減の約束があると、でも、それちょっと待ってくれ、と。放射能よりましだろ、という話で、わかってくれますよ。」

たかじん「今日でも、明日でも、(原発を)全部止めっていう考えね?」

山本「本当に生き延びたいんだったらそうするべきでしょうね。福島の一箇所でそうなったんですよ。」

山本太郎:「福島で例えば、津波の想定って話されてましたけれど、もう前もって2008年の早い段階で、もっと高い波が来るって言われてましたけれど、蹴り飛ばしたわけですよね。お金が高いから。」

山本:「だから、全国的な原発の流れとしては、要は、下に断層が通っていても、(原発を)作る感覚ですからそのリスクに対する対策というのが全く取られていない。どうしてか、言うと、コストダウンさせるためですよね。」

山本:「で、今、日本、海岸線に54基もある中で、この後、地震の活動期に今いて、津波が来ないっていう予想、全くないじゃないですか。とにかく今、生き延びるためには、原発を止める以外に何かあるんですか?という話ですよね。」

山本:「もう一個、福島級のものが来たら、確実に終わりますよ、今でも終わるんですから。今でさえ、政権がやってることは棄民(きみん:民をすてる)政策なんですから。」

山本:「放射線管理区域って言われるようなところ、放射線事業従事者って言われるような人たち、年間で0.6マイクロシーベルト/時間ですから、年間で5ミリシーベルトぐらいの被爆、原発で働いている人たち位の、それのかける4倍ですよ。」

山本:20ミリシーベルトを子どもたちに大丈夫だと与えるような人たち、安全だって大人も100ミリに上げるような。国際的に言われてるのは1ミリシーベルト。それを20倍でも100倍でも平気だと平気で言えるような人たちなんですよ。」

山本:「国民が今、思わないといけないのは、このままじゃ、殺されるってことですよ。奴らが狙ってるのは何か?目の前のお金だけ。先のことは考えていない。」

山本:「で、日本の経済がどうだって言いますけど、今例えばね、片っ端から賠償、補償していったら、日本経済、たぶん破綻するでしょ。でも、人の健康が先にある破綻であれば、大丈夫じゃないですか、いつかやりなおしがきく。」

山本:「このまま、人々を移住させない、見殺しにするような政策のままだったら、先々絶対来る経済破綻、その先に人々の健康が担保されてなかったら、本当の終わり。その先、日本がどうなるか、核廃棄物の置き場として繁盛するしかなくなる。」

山本:「元々、原子力っていうのは、核の廃棄物の処理方法が決まってないわけですよね。それを何万年もにわたって置いたままじゃないですか。で、その方法は何も決まってないわけでしょ。処理方法。」

山本太郎:「先々、(放射性物質の始末は)人類が発明してくれるだろうっていう、いい加減なものなんですよね。それを推し進めてきたというところに間違いがあったんですよね。」

山本太郎:「日常的に被爆されている方々がいるわけですよね。発電することによって、今、これだけの事故が起こったのに、それをちゃんとフォローできていない体制、どうするかって言ったら切り捨てですよ。」

山本太郎:「こんな状態を同じ日本人として、同士がそういう目に遭ってるのに手を差し伸べない、おっきなうねりにならないことに憤りを感じる。TV、新聞とか、ホントのことを流さないメディアの罪だ。それは人殺しに加担しているだけだ。」

山本太郎:「日本が変わらなきゃ、この先の日本はなくなる。僕は一市民として声を上げてるだけ。現実として、色んな世界に根深く根広く、構造的に買収を行ってきた原子力という世界に、一市民として声を上げてるだけ。」

山本太郎:「今、どういう現状か?収入は10分の1以下。でも、声を上げなきゃ駄目。関西、ちょっと遠いから大丈夫だ、なんて思ってたら、大間違い。このまま、この政策が進んでいったら、間違いなくバリバリの推進ですから。」

山本太郎:「この間、野田さんアメリカでどんな演説してきたんですか、(脱原発って言わなかったですよね。)(世界一安全なって)世界一安全なって、世界一最低な事故を・・・」
たかじん「そのわりに輸出はやるみたいなことを」

山本「それ何のための輸出でしたっけ。どこでしたっけ?カザフスタンでしたっけ?」

有馬「ベトナムはもう契約が済んでて、それも継続するという方向。」

山本「ベトナムは自分たちで廃棄物を引き取る形じゃない。それをどこかに移す。カザフでしたっけ。」

手嶋龍一:「米は無線で、ずっと、無人の偵察機をとばして、福島原発の一番いいところをデータも取り、写真も撮影している。そういうデータに基づいて、アメリカ人、日本にいる人たちについては80キロと、ここのところは絶対譲りませんでしたよね。」

手嶋:「米はちゃんとしたデータを持っていたんですけれども、実はこういう時って冷たいもんで、日本側に教えてくれませんよ。ですから、その国の政府や組織がちゃんとした本当のことをきちっと言うという体制が非常に重要。」

山本太郎:「(米は無人偵察機のデータを)教えてくれてたかもしれないですよ。そのことに関しては、それをやっぱり国民には伝えなかったですよね。」

山本太郎:「原子力っていうのは世界中の闇だと思います。今、そういう風に高濃度に汚染された地域に人々がまだ、住んでるんですよ、国の政策で。その人たちを出さないと、この先、健康被害はどんどん広がっていくんですよ。」

山本太郎:「ベラルーシっていう国、チェルノブイリの周辺にあるんですけれども、25年経った今、健康に生まれてくる赤ちゃん、15%なんですよ。これと日本を重ね合わせない理由がありますか?日本はチェルノブイリを超えてるんですよ。」

山本太郎:「史上最悪の事故なんですよ。世界史上初めて、こんな規模の事故は初めてなんですよ。それを人々を動かさないなんてありえますか?やっぱり市民の声を上げないと駄目なんですよ。そういうことに協力してもらえないですか? 」

山本太郎:「皆さんの町にも来るんですよ、放射性瓦礫は。それによって被爆するんです、みなさんは。すいません。僕、拘束されてしまうかもしれないから、僕、先に言いたいこと言いました。また、呼んでください。お願いします。」

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コメント 4

1969kana

動画、保存しました。

昨日のコメントの続きなんですが、確かにマスコミやクニなど総出でやってるんですが、原発事故直後に言っていたことなどが全部間違っていたのに、いまだに信じられる人がいるのが、私には理解できませんね。

やはり、人に言われたことを鵜呑みにするのではなく、自分で調べ、考えるということが大事だなと実感しますね。
by 1969kana (2011-09-25 01:17) 

白・嶋・春・富

1969kana さん<仰る通りなんですが、事故直後に言っていたことが間違っていたとも思っていない人も少なからずいると思いますね。
国やNHKが言っているんだから大筋は間違いはないと・・・
自分で考えないというか、思考停止というか。
残念なことですが・・
後、西日本の人のほうが比較的身に迫っていないせいか関心が薄いのか、温度差があると思いますね。

by 白・嶋・春・富 (2011-09-25 14:13) 

PATA

動画拝見しました。
山本太郎さんの必死な訴えが胸に響きますね。勇気に敬意を表します。
国民のいったいどれくらいがこの事実に気づいているのか
はなはだ疑問に思えてきますね。
前記事の電力ないない神話もそうですが、騙されているのか
気づかない振りをしているのか・・・。
自分で真実を知る勇気が必要ですね。

by PATA (2011-09-25 16:43) 

白・嶋・春・富

PATA さん<この番組生放送だったらしいですね。
だからそのまま流された。VTRだったら山本さんの発言はカットされてたでしょうね。
気づかない振り、気づきたくないと言うか、現実逃避したいということかもしれませんね。
by 白・嶋・春・富 (2011-09-26 13:53) 

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